三浦大知くんが話していたこと(NEWSのダンスをみて)
先日、NHKのSONGSに三浦大知くんが出ていた。私は三浦大知くんも最近すごいパフォーマーだと思っていて。(昔から久保田利伸さんと共演したりしていたので、知ってはもちろんいたし、パフォーマンスをみていたし)
「ダンスで聞こえない音を感じさせる」
「ダンスがあるから、歌が素敵にみえる」
「ふりをつけすぎない、楽曲の邪魔になるところは逆に止まっている」
「歌とダンスが相思相愛になる振り付け」
この言葉を聞いていて、なんだか、「NEVERLAND」を見ているせいか、NEWSをすごく思い出した。大知くんは自分で振り付けをするコレオグラファーでもあり、パフォーマーでもあるから、そこはNEWSと違うところなんだけど、その歌とダンスの橋渡しをしてくれているのが、振付稼業air:manさんなんだと思うのだ。
今回「NEVERLAND」をダンスの素人の私がみて思ったことは、「引き算」をしたのかなということ。
例えば、オープニングの「NEVERLAND」ほとんど振り付けは最後の方にしかついていない。でも、その立ち姿だけで威厳というか、これからの始まりを予感させる大きなものを表現していて、私はすごいな、って単純に思ったんだよね。
かと思うと、「EMMA」だったり、「Touch」だったり、「D.T.F」だったり、「Silent Love」だったり、「ミステリア」だったり、振り付けですごくすごく歌がより増幅されてかっこよく増し増しに見えているもの、キュートにみえているもの、Sexyさが増幅されているものも多い。あと、ドームの「サマラバ」。ちょっと真似したくなるようでいて、やってみると、意外に難しかったりね(笑)でもキャッチーは振付で、必ず真似してみたくなるような箇所が必ず入っているのが、air:manさんのすごいところ。
あと、NEWSってヘッドセットをあまり使わないんだな、って実はずっと思ってて。そしたら、三浦大知くんも使わないという話をしていて。それはなぜかというと、ヘッドセットだと、踊りながら歌うと、どうしても、はあはあ、と苦しそうな息がはいってしまう。
それがハンドマイクだと、離せばいいだけの話しで、ごまかせる(笑)っていってて、なるほどなあ。と。テゴちゃんとまっすーも、よく歌う強弱をつけるのに、マイクを離したり近づけたりしてるよね。テゴちゃんは声もおっきいしね(笑)
ダンスによってはヘッドセットも使っているけれど。
そして、より大きな理由が
「マイクの方がより歌に深みがでる」
んだそうで、NEWSも確かに、ハンドマイクでじっくり聞かせてくれる時は歌にすごく深みがあるような気がするなあと。なるほど!と思ったわけです。
さらに、
「思いを届けるためには、リラックスが必要」
自分の思いが強すぎても駄目だし、自分のやっていること、パフォーマンスが一つになるには、リラックスが必要、フラットになることが大事、という話をしていて。
NEWSっていうグループは、いつもファンに全力でぶつかってくる。そして、それをファンも全力で受け止める。そんなやり取りがあってこそ、だんだんと空気が変わっていき、きっと色んな要素が合わさって、そのパフォーマンスがフラットになっていくからこそ、見ている側にストレートに気持ちが伝わるのかなと思ったりした。
NEWSはダンサーではないけれど、すごくキャッチーでキュートで、かっこよくてセクシーなふりをパパッと切り替えてやってしまうところがまた魅力の一つでもあり、それはair:manさんが彼らがいかに素敵にみえるか、を考えてくれてのことだと常に思っている。
今度はどんなキャッチーなふりを付けてくれるのかがいつも楽しみでもあり、それをNEWSが表現してくれるのがいつも楽しみになっている。
三浦大知くんとNEWSは残念ながら今のところ接点はないと思うけど、「思いを届ける」という思いでは共通したものを感じてしまったので、思わずしたためてしまいました。
SONGS。もし、再放送があったら、大知くんのお話しとても参考になるので、お勧めいたします。