アイドルとおんがくに囲まれたHappyLife

某アイドル事務所に心奪われているいい大人。おんがく大好き人間で、かなりのヲタ気質。転職して、ライブに行く時間がないのがとてもストレスフルになっている。ここも他のアーティストさんを書き散らかそうと画策中。

加藤シゲアキさんと取り巻く音楽と歌、そして思い

遅刻しました・・・・しき様(@shikishaa)主催の #にゅすほめ Advent Calendar 2016 に寄稿させていただく記事です。しき様、企画してくださり、ありがとうございます。

 

まとめるられるかなーと思いつつ筆を進めることにします。

私は、もしかしたらちょっと違う角度から加藤さんの沼に堕ちたので、共感してくれる方がいらっしゃるかどうかですが。

 

私は、音楽関係の仕事(といってもそんな偉そうなもんではありません)をしております。たまたま、仕事で最初に関わったアルバムが、アルバム「NEWS」でした。

 

「NEWS」(通常盤)

「NEWS」(通常盤)

 

そもそもが、古くは郷ひろみさんからジャニーズに入り、そのままたのきんトリオ(トシちゃん、マッチ、よっちゃん)を通り、そのままビートルズを経て洋楽の沼につかりつつ、岡村靖幸さんや大澤誉志幸さん、久保田利伸さん・・・などなどのいわゆる80sをどっぷり音楽の沼に浸かりながら生きてきました。

 

そんな私が嵐で再びジャニーズに引き戻され、NEWSに堕ちるのはそんなに難しいことではありませんでした。が、なぜ加藤シゲアキさん、だったのか。

 

このアルバムがでる前に、このアルバムを物凄く聞いておりました。

 

20/20 エクスペリエンス

20/20 エクスペリエンス

 
20/20 エクスペリエンス 2/2

20/20 エクスペリエンス 2/2

 

 


Justin Timberlake ft. Jay-Z / Suit & Tie / Choreography: Miha Matevzice's 

ちょっとオリジナルのMVがすでに見当たらず、雰囲気だけなんだけど。これにすごくハマっていて、シゲアキさんの初回盤でのソロの」「Dreamcatcher」を聴いた時、あれ、加藤さん、もしやジャスティンオマージュで曲を作ったのかな、って思って、ほほー♡って思っていたのですよ。のちに、シケ部でそれが正解、インスパイアのが正しいかな・・がわかりますが。

 

でも、歌詞がすごく面白いし、ことば、を操るのがすごく上手な人だなと思っていて、そうだよ、小説家さんだもんね!って膝を叩いた記憶があります。

その頃はまだ実はそこまでハマっていなくて、4人の中だったらそうだなー、シゲかなーって言うくらいで(苦笑)今の相方ちゃんが先にNEWS沼へ行っていて、呼ばれてはいたんだけど、本格的にハマったのは、秩父宮ラグビー場の公演でした。目の前で

ピンクのスーツとタイを付けた加藤さんが「Dreamcatcher」を歌った時、堕ちる予感しかしませんでした。まあ、この公演に関しては、ブログ連載ができるぐらいなので、割愛するとして(笑)。

 

そこで、シゲの音楽性にすごく興味を持ったんです。加藤さんって、一体普段どんな音楽聴いてるんだろうって。そのまますぐに当時のwktkラジオ学園、聞きますよね。SORASHIGE BOOK、聞きますよね(笑)最初にかかったのがね、忘れもしない、レキシさんの「きらきら武士」でした。(私の第一回放送です)

 


レキシ / きらきら武士 feat. Deyonna

あれ、加藤さんって、レキシさんも聞くの?って思って(笑)毎週聴いてるとまあ、出るわ出るわ。そのうち、岡村靖幸さんの名前がでてきて。あれ、加藤さん、って26ぐらいじゃなかったっけ・・・(当時ですね)Zeppにライブ見に行ったら、水道橋博士とエレベーター一緒だった、とか話してて(キョーレツに覚えてます)なんで岡村ちゃん知ってるんだー!ってそこでまず驚き、星野源さんがでて、洋楽もかかり、ほんとにいろんなアーティストさん聴いていて。感心してたんですよね。というか、もしかして、中身は40代なんじゃないか(笑)ぐらいの話の合い方。

 

某CDショップからでた「渋谷系」の音楽ものちの小説に色濃く反映されていて。ピチカート・ファイブやフリッパーズ・ギター、私はオリジナル・ラブを好んで聴いていたが、一通り通った道です。

 

アイドルさんがラジオで、リアルタイムでこれが好きなんです、って薦めてくれるラジオってなかなか私は初めてだったもので、すごく新鮮というか、ああ、これが加藤シゲアキさんの血となり、肉となっているのだな、とものすごく納得したんですね。あとからライムスター宇多丸さんのタマフルヘビーリスナーだったということも確認して、いたく納得。

 

その後のソロ曲にも彼の好みは当然反映されていて、「Dremacatcher」しかり、「ESCORT」しかり、「星の王子さま」しかり、R&B的要素が強く、しかも言葉、を生業としている方で、おまけにRHYMESTARやらラップ、ヒップホップも沢山耳にしているようなので、とにかく言葉遊びや、当て字がうまい。歌詞カードをみて、どういう漢字を当てているのか、この場合の解釈ってどうとるのか、って聞き手にすごく委ねられていて、正解は当然加藤シゲアキさんにしかわからない。それがファンに「想像の余地」を残してくれる、物凄く高度なアイドルだな!と思っている。

 

そして、歌詞は流して聴くんじゃなくて、一度でも必ず歌詞カードは読み込むことにしている。

 

アイドルアイドル、と連呼しているが、私的な加藤さんの心の立ち位置は、「有名サブカル系男子、そして、若手気鋭の小説家」という立ち位置(笑)サブカルっていうと嫌がられるかもしれないけどシゲに。でも、ほんと好きなものを生き生きと語るシゲアキさんがほんとに微笑ましくて、映画にしても音楽にしても、どうしたもヲタク気質が全開になり、早口になってしまう。そして、メールを今日は読むよ、ってラジオでいってんのに、しゃべりすぎて尺がたりないとか。愛しす(笑)

 

イケメンで、クレバー(勉強ができる、ということも含めてだけど、場の雰囲気を読むとか、汲み取るとか)、趣味の範囲が広い、自分の努力で仕事が充実してるところ、あくまで「コチラ側=リスナーの立場(音楽)」を忘れないスタンス。はっきりしてるところ。スパッと割り切るところと、めちゃくちゃ優しい二面性。

 

ちょっと話がそれたけど。そうやって、音楽を息を吸うように吸収してる加藤さんだからこそ、メキメキとボーカリストとしての頭角も表し始めていて。正直、私が見始めてからぐんぐんうまくなっていると思ってる(上からですみません)まず声量が増えた。ボイトレに行ってるんだろうなっていうのは、手越さんに紹介してもらったってちらっとドル誌かな?で言ってたので、間違いはないであろう。

 

少プレで、増田さんが「シゲがこのkeyを出せることになったことが嬉しいよ」っていてくれたのがすごく印象に残っていて。「Wonder」をアカペラで歌ったときね。出せる声域の幅が広くなってると思う。発声法なのかな。その前に驚いたのが、「Sweet Martini」*1のファルセットだった。

 

「・・・・加藤さん、声で殺す気か(マジです)」と思いました。

「Sweet Martini」に関しては、楽曲の完成度も高く、演奏してるバンドさんたちも素晴らしくて、とくにイヤホンで聴いてもらいたいんだけど、4人の声のバランスと、そして、演奏の例えばドラムさんのオカズだったり、ギターのカッティング(シャカシャカ、ってやつです)とか、音も艶っぽくって、これ、NEWSって隠して拡散したいぐらいだ。しかも

 

「叶わぬ恋としっていても」ここを加藤さんに歌わせる?!

 

加藤さんの声は、楽器でいうと、ヴィオラかなあ、って思ってて。手越さんがヴァイオリン。これ、会報でやってたけど、全くこの2人は私も同じ意見で。いわゆる4人でまさにQUARTETTO、オーケストラ状態なんですよね。4人で歌うと、お互いに引き立てあって、いい音鳴らすって思っていて。

 

加藤さんは、声が個性的なんですよ。そして、発音もきれいになった。それが今、プラスに転じていて、すごく印象的なボーカルをNEWSの歌の中に残すことができる。そして、彼の力強いボーカルは希望なんだ。しゃがれだーってメンバーにいじられていたけど、今は全然そんなことはなくて、4人が4人のことを認めあっているのがよく分かる。前に書いたんだけど、手越さんと加藤さんが、弦楽器系ということもあるのか、ハーモニーを引っ張っていってるというか、外殻を作って、その中を小山さん、増田さんが自由に泳いでる感じがするんですよ。なんだろう、テゴシゲで、四角を両端から引っ張って形をきちっと作って、その中に、小山さんと増田さんが自由に歌って、みたいな。

 

そんな印象です。ただ、QUARTETTOはまだ映像未見なのでなんともいえないが、QUARTETTOは「歌でのバトル」をしていた気がするので、来週の映像発売が本当に楽しみである。ライブで見れなかった分をたっぷり確認したいし、なにより「星の王子さま」がいつでも見られることが本当に嬉しい。

 

星の王子さま」は言葉選びが本当に綺麗で、艷やかで、読んだ時に、思わずホロリときてしまったぐらい。こどもと大人の境目、自分を肯定するような、否定するような、そして、私はエロティシズムを感じだのだが、これがうまく説明できない。この辺は考察になってしまうので、多分やらないが、あとで整理したいなと思っている。

 

加藤シゲアキさん、いいな、って思ってる方、ぜひ「美しい恋にするよ」の「ヴァンパイアはかく語りき」、見て欲しいなー。私これ見て、ひええええー!!アイドルがワイヤー一本で客席にくるうううう!!しかも色っぺえ!(言葉遣い!)と釘付けでした。

25才の加藤シゲアキさん。ポエトリーリーディングをやりたかったというシゲ。その片鱗がここにあります。

 

 

 

NEWS LIVE TOUR 2012 ~美しい恋にするよ~(通常盤) [DVD]

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そして、あっちこっちでごめんなさい。言葉。まあ、これは小説読んでいただくのが一番いいんですが、一番好きなのが、彼は決して過去を否定しないこと。特に顕著に現れていたのが、10thの最後の挨拶で、「Share」の話をしたこと。色々あったけど、やっぱり今まで積み重ねてきた歴史ありきのNEWSであり、それは昔から応援されてる方にとっては救われる部分なんじゃないかな、と新参者は考えるわけです。

 

昔のNEWSも今のNEWSも、NEWSであることには変わりない。そんな意味合いが込められているような気がして、本当に好きです。そして、「チカラウタ」で泣いてしまった加藤さん。錦戸さんと笑って話せるときがやってくることを祈ってる。

 

これから、もっともっと私はNEWSの過去を辿ってみたいと思っている。そして、加藤さんがMyojyo1万字で、「会議室からでていく2人の姿(山下君と錦戸君)を目に焼き付けて決して忘れちゃいけないと思った。」という一文。

 

確かにそうだ。忘れちゃいけない。でも、それは加藤さんの心の宝箱にそっとしまって、鍵をかけておけばいいんじゃないかな。笑って開けられるときがくるまで。

 


深夜高速 / フラワーカンパニーズ

 

 

 

 

最後にビジュアル褒めていいです?今、さいこーに脂が乗ってるな~って思います。少年から青年から大人へ、のまさに境目で、本当にいい仕事してる人って、顔にでるんだな、っていうのを、LOADEDさんが証明してくれました。震えました。この記事は。

 

顔が好き、なのは否定しません。あんなにきりっとして、オトコマエに惚れるのは・・・・・初めてぐらいか?(笑)正統派なイケメンじゃないですか。なので、最初に堕ちた時に、みんなに、らんちゃんどした?って言われましたもん。あと、骨格?が好きで(笑)横顔の骨の感じとか(だんだん危なくなってきたW)

 

彼はきっと、もっともっといい男になりますね。40ぐらいのシゲアキさんを見てみたい。絶対いい男になります。私が見届けられるかわからないけど、見届けられる限り、

精一杯の愛と声援を加藤シゲアキさん、そして、NEWSに贈りたいです。

 

「愛してます。」

 

 

 

LOADED vol.30 (メディアボーイMOOK)

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 まとまらなくてほんとすみません!

 

 

 

 

 

 

 

*1:チュムチュム「通常盤」にはいってます。